新潟大学の日本酒学センターへ行ってきました。その目的は笹祝酒造が長らく使用している廣井先生のS3酵母を、日本酒学センターで改良育種していただくこと。新たな名称は「S3a24酵母」です。 今後は笹祝のレギュラー酒を含めいくつかのラインナップでこの酵母を使用していきます。
元となったS3酵母(越後酋楽会3号酵母)は笹祝酒造の代表酒である「新潟印」など日常消費のレギュラー酒に使用してきた酵母です。農学博士で元新潟県醸造試験場長の廣井忠夫先生が開発されたものを笹祝酒造が自社で種継を繰り返して保存してきました。S3酵母は強い発酵力と柔らかい香りや味わいが持ち味で笹祝のお酒には欠かせないラインナップの一つです。
今季製造の途中からになりますが、笹祝酒造はこちらの酵母の改良株である「S3a24酵母」を使用していく予定です。「前の酵母から何が変わったのか?」は僕か笹祝の蔵人にどこかでお会いした時に聞いてみてください!
とても楽しみです