日本酒を次世代に繋げていく為に、麹(こうじ)に触れる体験型キッチンを!
この度、笹祝酒造では麹づくりを体験できる「笹祝 麹の理科室(仮称)」というキッチンスペースを酒蔵敷地内にオープンする事になりました。麹づくりは日本酒造りにおいて最も重要な工程であり、2024年には「伝統的酒造り」としてユネスコ無形文化遺産登録が見込まれています。笹祝酒造では、かねてより日本酒を次世代に繋げるための様々な取り組みをしてまいりましたが、子供から大人まで誰もが気軽に麹に触れてもらいたい、という想いから「笹祝 麹の理科室(仮称)」を開設いたします。一般公開は3月下旬を予定しています。
↑今までの直売所。この先の壁を取り壊し、新たに『笹祝 の理科室(仮称)』を作ります。スペースが広がり、一度に30人程の人がお酒の試飲や買い物を楽しむことが出来るようになります。また新スペースではオリジナルに開発したノンアルコールの麹ドリンクをテイクアウト販売致します。
↑2022年12月1日現在の様子。旧応接間などを解体して広いスペースを確保。笹祝酒造は築100年以上の建屋であり、当時の梁など趣をなるべく残しつつ、快適に過ごせるスペースを作ります。
↑『笹祝 麹の理科室(仮名称)』の初期イメージ。この場所にコンロと羽釜とセイロを設置して米を蒸し、カウンターでコウジカビの種ふりをし、特殊な保温庫で麹を製造します。
麹づくりの様子を誰もが見れる他、製麹中の麹の様子を顕微鏡でみたり、触ったり、味見したりと五感で麹に触れる事が出来ます。また予約制で「塩麹づくりワークショップ」を開催するほか、「麹仕込みイベント」や「酒粕料理教室」なども不定期で開催する予定です。
『笹祝 麹の理科室(名称仮)』で出来る事、やりたい事。
【常設開催】
A 麹の観察(みる、さわる、たべる)と販売
B オリジナル ノンアルコール麹ドリンクの提供
C 塩麹づくりワークショップ
【イベント開催】
D 麹仕込み体験
E 酒粕料理教室 etc…
日本酒は国内外で多くの根強いファンを持っていますが、人口構造と生活スタイルの変化から消費量が年々減少しています。そこで笹祝酒造は「子供から大人まで、全ての年代の方が楽しめる酒蔵」をテーマに、ノンアルコール飲料や生活に馴染み深い発酵食品として注目を集めている『麹』について、誰もが発見と体験を出来る場を酒蔵の中につくることで、菌・醗酵の魅力の伝承と、未来の日本酒ファン獲得を目指します。
私達の身の回りには多くの醗酵に関する食品があり、とりわけ『麹』は日本酒・味噌・醤油など古くから日本人の食文化と生活を支えてきました。笹祝酒造が先代から受け継いできた『麹』の技術と『日本酒』を次世代に繋げていくため、新たな挑戦を行います。
『笹祝 麹の理科室(仮称)』の内容
施設名:笹祝麹の理科室(仮称です。変更になる場合があります)
住所:笹祝酒造株式会社
〒953‐0015 新潟県新潟市西蒲区松野尾3249番地
オープン日:2023年3月下旬予定
休業日:不定休
営業時間:10時~17時
オープン記念特典:麹製品or日本酒を購入頂いた方にオリジナルステッカープレゼント
※塩麹づくり体験ワークショップは笹祝酒造HPより事前予約
※従来の酒蔵見学も同じく笹祝酒造HPより事前予約
※小学生以下のご来店は大人の付き添いが必要です。
この件についてのお問い合わせ
■会社名 :笹祝酒造株式会社
担当 :代表取締役 六代目 笹口亮介
■連絡先
TEL :0256‐72‐3982
MAIL :info@sasaiwai.com